泣き虫しょったんの奇跡 完全版購入

文庫本になったというので、購入しました。最初に出版されたときには、読む気すらしませんでした。元奨励会員の三段なんて、はっきり言ってプロの四段と実力としてはそんなに変わりないと思うし、アマチュアに復帰して大会にでて優勝したり、プロ棋士と対局して勝ったりするのは、珍しいこととは思わない。まぁ、奨励会を卒業しないでプロ棋士になったのは、滅多にないことではあるが。瀬川四段の過去については、ほとんど興味なく、文庫本になって、文庫本版で加筆したということで、初めて読んだわけですが。


感想としては、読みやすい文章で、3時間くらいで読破できましたね。将棋界のことを知っているせいなのかもしれないですが。将棋界のことを知らない人が読むと、また別の感じ方があるような気もしました。小学校のときの先生との出会いって、なんだかんだで大きい影響を与えるもんなんだなぁ。



この本を読んで改めて思ったことは、人生少しくらい遠回りしたっていいじゃない。好きな事を続けているうちに、周りが認めてくれることがあるよ。


自分自身も、少しどころか、かなりの遠回りな人生を歩んでいる最中で、でもそろそろ結果出したいところではあるんですが。