本に載っている定跡だけど、実戦では・・・

今日も小林九段に飛香落ちで指導を受けました。序盤でミスって、竜まで取られ、攻めても、結局きっちり受けられ、序盤のミスを取り返せず負け。駄目ですねぇ。局後、「ノータイムで指すより、たばこを吸うときのように、ゆとりを持って指して下さい」といった内容のアドバイスを受ける。オイラはたばこを吸わないもんで、どういう感じなのかよくわからないのですが、まぁとにかく、感覚だけではなく「読む」ことをもっとすべきであると反省。

今日は、育成会員と平手で1局指し(負け)、奨励会員3人と計4局指し(飛香落ち3局2勝1敗、平手1敗)、研修会員2人と1局ずつ指し(いずれも負け)ました。ようやく連敗を脱出しました。勝った将棋は、いずれも、奨励会員との飛香落ちで、いわゆる、上手2三銀戦法でした。知っている方もいてると思いますが、初手から

△3四歩▲7六歩△4四歩▲1六歩△3二銀▲1五歩△2四歩▲2六歩△2三銀▲2五歩△同歩▲同飛△2四歩 に、飛車は逃げずに▲4五飛! とするのが、本に書いてある定跡で、もし△4五同歩なら、▲2二角成で角が取れれて、これは流石に下手がいいので、▲4五飛のときに、上手は飛車を取らないのですが、(例えば、△3二金とか)そこでも、飛車を逃げずに▲4四飛!として、飛車角交換にして下手良し、が定跡なんですが、本当に「下手良しなのか?」と前々から思っていましたし、実戦でされたら正直自信がありませんでしたが、上手が飛車を持ったとしても、下手陣に打ち込む場所がないところを考えると、思っているほど下手悪くないのか?下手として実際に指してみて、「悪いかな」と思っていたのですが、結局は勝ったという結果を考えると、やっぱ本に書いてあるように「下手よし」なんでしょうねぇ。

さて、来週はF初段が教室に来る予定なので、オイラの恥ずかしい棋譜を晒して酷評を受けてきます(w