羽生善治の終盤術3

きのう(3日)関西将棋会館の書店で売っていたので、早速購入して読みました。


3では、囲いの崩し方がテーマになっています。美濃囲い、穴熊、矢倉の3つがテーマになっています。もちろん、羽生先生の実戦譜が題材になっています。テーマに入る前に、基本手筋の確認があり、級位者もじゅうぶん読めるレベルになっているところが、1や2との違いだと思います。初段になかなかなれない級位者の方は、1や2よりも、この3を最初に読むことをお薦めします。


全部読んでみての感想ですが、問題の正解率は低くて当然なのですが(汗 問題の中では難問もいくつか入っており、はずしてしまっても、さほど凹むことはないでしょう。なんたって、羽生先生の指し手を当てるなんて、そうできませんし(笑 むしろ、羽生先生の指す手の感覚を身につけられるように何度も本を読むことが大事でしょうね。