頂点対談!

http://www.igoshogi.net/talkshow0218.cfm


対談自体は、2月だったのですが、放映は5月。なので、羽生四冠(当時)となってしまいました(棋王戦で森内名人に負けてしまったため)まぁ、そんなことは、どうでもいいです。


2ちゃんあたりのスレに、頂点対談のことをだれか書きこみをすると思ったのですが、見かけないようなので、羽生先生の発言の中で、印象に残ったことをいくつか。


ある観客から、「プロ棋士になりたくてもなれなかった人と、あなた(羽生先生ね)とでは、どこに差があるのか」といったような質問がありました。そこで羽生先生は、次のように答えました。


「いまプロ棋士は150人ほどいるんですが、プロ棋士と対戦すると、ほとんど接戦になるはずなんです。私の感覚では、プロ間では、そんなに力の差はないと思ってます」


あと、将棋の普及についても、語ってました。「将棋の普及をするときに、あえて投了をしないでできないか。囲碁の場合は、投了しなくていいんですよ。地を数えて、黒何目、白何目でした、はい、黒の勝ち、で次打てる。将棋は、どっちかが、投了しないと、将棋が終わらない。そこをなんとかならないか」


将棋の普及で、あえて「投了しない」でできないか、という発想を思いつくところが、さすが羽生先生といったとことでしょうか。