いわゆる将棋大会について思うこと

自分も何度か将棋大会に出たことがあるのですが、参加してみていつも思うことを書きます。


将棋大会は、たいていトーナメント戦なので、1度負けると、そこで終わりになります。つまり、勝ち続けないと将棋が指せないという、将棋好きにとっては、まったくもってつまらないシステムになっているわけです。1度負けると、もう将棋は指せないので、会場に残って他人の将棋を見るより、さっさと帰る人の方が多いんですね。さっさと帰るから、人も少なくなり、当然盛り上がりもそんだけ下がるわけですよ。(それを見越してか、大会が進むにつれ、将棋の駒をしまいだす)参加したからには、やはり最後まで残って、表彰式に立ち会うべきなのかもしれませんが、他人の表彰を見ても、やっぱり面白くないですものねぇ。(知り合いだったら別だろうけど)将棋の大会に限らず、勝者よりも敗者が多いわけですが、将棋の大会のときくらいは、その敗者も、大会に出て楽しかった、と思えるようなイベントにしてほしいんですけどねぇ。


将棋の大会では、棋力によってクラス分けをするんですが、「1度負けるとおしまい」なので、どうしても、クラスを落として参加する人が少なくありません。その行為をよく思わない人もいますが、自分に言わせれば、つまらんシステムを、おもろいと思えるには、クラスを落として参加するよりない、という事実もあることに、主催者は早く気づいてほしい。はっきり言ってね、工夫がないのよ、工夫が。参加費払わせて参加賞あげときゃいいだろう、となめられているのかも。そんなんで、正直将棋の大会に参加することに、ちょっと躊躇いがあったりします。


8月にある将棋祭りも、去年つまらん思いをしたんで、行く気にならんとです。